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2009年02月22日

炊飯器

うちで使っている炊飯器は、10年以上をともにしている。

機能も 超シンプルで、炊飯と保温のスイッチしかない(笑)


最新の 炊飯器事情は どうなってるんだろう。

いくつかの メーカーさんの資料を 調べてみた。


「真空美白保温で40時間保温可能(玄米も12時間保温OK)」


「季節に合わせて換わるおコメの味を 3段階調節でお好み仕上げ」

「蒸気レス IH」

「食感炊きわけ(ふっくら・もちもち・しゃっきり)」


オドロキである・・・


ただ 少しこわかった。



料理別・お好み別におコメをお勧めしていた。

ごはんの保温もお勧めしては いなかった。12時間の保温=もう一度炊飯と同じ電気代がかかる、
というのもあった。

あらためて「米屋」と こだわりの「農家さん」のかたちを再認識するときなのかもしれない。


内食が人気となり「家でも おいしいものを」という願いに
米だけでは 限界のあった「黄色くなる」等に見事に着目し、開発したメーカーさんには脱帽である。

ただ

一年中並ぶ 野菜たちに 一時期わたし達は「旬」を忘れかけた。

今 米にも同じことが起ころうとしてはいないか・・・


ひとつの炊飯器で 数通りの食感。  年間を通し、同じ状態に炊きあがるごはん。

コシヒカリの食味のバランス・あきたこまちの粘り・ひとめぼれの食感
ひのひかりの冷めたあとの良さ・・・


5月の 県産米 新米登場を皮切りに登場してくる「新米」たち。


この違いを 楽しむ贅沢が なくなりはしないだろうか。


実際 うちのなかでも 「 安い米でも おいしく炊ける炊飯器 」 の登場に
気をもんでいる社員もいる。

これらの炊飯器すべてを試すことはできないが、

それぞれの個性をのこした炊飯であることを期待する。





Posted by こめなな at 01:25│Comments(0)
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