てぃーだブログ › お米マイスターの今日 › 食育 › なぜ人はダイエットに失敗するのか

2013年07月03日

なぜ人はダイエットに失敗するのか

なぜ人はダイエットに失敗するのか



ミルキークイーンが出穂しました


先日、鹿児島県産ミルキークイーンの農家さんから
メールとともに頂いた写真があったのですが、
昨日、新しく
「撮りなおしました♪」というメールをいただきました。


写りを気になさってたようですニコニコ


テキストでしか見られないような綺麗な稲穂の花の様子、
嬉しく思います。


麦飯石の水で人気の鹿児島県産ミルキークイーン、
8月初旬に入荷予定です。

お楽しみに♪





なぜ人はダイエットに失敗するのか



おはようございます。

昨日は沖縄東中学校1年生への食育講話へ行ってきました^^
(写真はその前日にお伺いしたコザ小のバケツ稲の様子。
 元気に育ってて安心しました♪)



お話するのが子どもでも大人でも思うのは
「どう興味を持ってもらえるか」

まず興味を持ってもらえないと耳に入らないと
私自身が感じるので(笑)。



今回は初の協会からいただいた冊子を配り、
籾摺り体験もしてもらいました。

ホントなら全員にしてもらいたいものですが
数人の代表に体験してもらい、
「発展途上国と呼ばれる国では、この作業が
みんなと同じくらい、それよりも小さいコ達の仕事なんだよ」
と伝えました。



お米とは何ぞや?

ごはんってどうして良いの?

そして
お米マイスターって何?

朝ごはんの大切さや
まだ体を作る大切な時期のみんなで考えるダイエットetc etc・・・



そんなお話ピース


「みんなはこれから
 いろんなものを目で見て
 耳で聞いて
 頭で考えて
 一日1つ何かを決めて実行していってね」


同じくらいの年代のコを持つ母として
伝えたかった1つでした。


食、ということやお米マイスターという職業についての講話ではありましたが
それを通して何か感じてくれるものがあれば
私としては嬉しく思います。

今回も機会をいただいた学校側・関係者の皆さん
ありがとうございました。





さてさて♪

ちょっくら思考を変えていきましょうか。
最近ちょこちょこ出現する「ダイエット」についてのお話です。


興味深いお話がありました。
みなさんにも目を通してほしい内容でしたのでご紹介しますね。

(長くなると思うのでご了承ください^^)






そもそも
なぜ人はダイエットに失敗するのか   (← すでに興味深いです)


人によって痩せるダイエット法は違う
隣人が成功したダイエット法を実践したとしても、必ず自分が痩せるとは限らない。


 去年の夏、「きゅうりを毎日7本食べ続けたら痩せた」という男性が、
周りにもきゅうりダイエットをすすめていた。
食事内容は普段と変えないままで、きゅうりをただ食べ続けるのだという。
なんて魅力的な話だろう!と後に続いた女性がいた。結果、どうなったか。
その女性は、冷え症が悪化しただけで体重は全然落ちなかった。


 なぜこのように結果に差が出てしまったのだろうか?


 男性がダイエットに成功したのは、きゅうりそのものの特殊な力のせいではない。
肉食で全体的に食事量が多く、太り気味だったこの男性の場合、
今まで不足していた野菜を摂ることでバランスが整い、痩せやすい体になった。
だが、炭水化物に偏った食事スタイルを続け、タンパク質不足が原因で
体重が増えてしまっていたこの女性の場合、きゅうりを足すことが痩せやすい
体づくりにはつながらなかったのだ。太った原因が違えば、解決法が違う。
それが、私が普段から、自分の栄養バランスの過不足をチェックすることが大事、
と言い続ける所以だ。



 ダイエット成功の極意は、ちょっとした情報に振り回されて、
自分の中の「需要」と「供給」を間違えないこと。
そして、ダイエット成功の敵、ストレスを回避すること。
ストレスといえば、節制や我慢、といったものが思い浮かべるかもしれない。
だが、実際にダイエット中のクライアントを傍で見ていて感じるのは
「痩せなくてはならない」という、自分の心がつくるストレスだ。
そのプレッシャーから生まれる極端な手段は、過食やリバウンドの引き金となるばかり。


 ダイエットを成功させる上で大事なのは、やり方以前に、スタンスだ。


「続かない」「リバウンド」するのは一体なぜ?
 先日、以下の読者アンケートを実施した。


Qダイエット経験者の方に伺います。
 ダイエット中やその後に困ったことはありますか?(複数選択可)

続かない      50.0%
なかなか痩せない  28.6%
体調を崩しやすくなる 7.1%
リバウンドをした   35.7%
その他 21.4%

 結果、半数が「続かない」と回答している。
さらに、「失敗したダイエットは?」との質問には、
断食、昼抜きダイエット、カロリー制限、お茶置き換えダイエット、
サラダだけダイエット、など、極端な回答が目立つ。



読者の中にも、一度は減量に成功した、という方が少なくないはず。
それなのに、なぜ今、またダイエットせざるをえない状況に陥っているのだろうか?


 続かない、リバウンドをした、ということは、
それが長期にわたって続けられるような方法ではなかったことを意味する。
これこそが、「早く痩せなくてはならない」という意識に縛られた結果を表す。
ダイエットは、スピードとハードルを上げるほどに極端なやり方になり、
失敗の確率も比例するように上がる。


 たとえば、これまで毎食どんぶり1杯のごはんと、
毎晩のお酒を欠かさなかった人が、ダイエットを決意した途端、
ごはんを一切食べなくなり、毎晩10キロ走り始めたとする。
これでは、負荷がかかりすぎる。挙句、最初に全力を尽くしてしまうと、
それ以上頑張れなくなり、停滞期を乗り越えることが難しくなってしまう。
それこそが、自分の「越えられない壁」になるのだ。

「主食抜き」「週4回ジム通い」…
極端な目標が失敗を招く
 ダイエットを成功させるために大事なのは、まず
「行動目標」をひとつだけ決めること。

そして、それが日常に苦なく入り込んで、
この生活ではこれ以上体重を落とすことは難しそうだな、という頃に
、もうひとつ目標を増やす、というのが良い。

 また、その行動目標が場所や時間の制約なくできるものか、
もよく考えよう。

 たとえば、ビジネスマンが週4回のジムを行動目標に設定したとする。
できる週もあるだろうが、仕事が忙しくてままならない時もあるし、
飲み会が入る日だってある。自宅ではできるが、外ではできない場合もある。
となると、ダイエットを成功させるためには、仕事より付き合いよりなによりも
ダイエットを優先させなければいけない。冷静に考えれば、
このやり方が続けられなくても仕方がない。にも関わらず、できなかった自分に
ヤケを起こして「もうどうでもいいや」と負のスパイラルに陥る人がなんと多いことか。

 主食は食べない、と決意をしたからといって、
同僚とのランチでラーメン屋に行ったら、
じゃあチャーシューだけを食べるというのだろうか?取引先との接待で、
「すみません、今ダイエット中なので食べられません」というだろうか。

そんなこと、ふつうはできない。



そんな投げやり防止策として、行動目標を決めるときに
前提条件を付けるのもお勧めだ。



「ごはんを抜く」ではなく「ビールを飲んだらごはんを食べない」、
「ジョギングをする」ではなく「21時までに帰れたらジョギングをする」
というように、あらかじめ無理がない程度の条件付をしておくと、
ストレスがない。その上、負担が少ないものだから、やればできる、
という自己効力感にもつながりやすい。




続けることができれば、ダイエットはいつか成功する。
あなたはできるし、できるやり方を選べばいいだけなのだ。




食事制限と運動だけじゃない!
ビジネスマンにお勧めのダイエット法

さて、ダイエットに取り組むスタンスをイメージしてもらったら、
次は、ビジネスマンに向いているダイエット法についてお話したい。


ダイエットの王道といえば、食事制限と運動を並行して行うことだろう。
数あるダイエット法の中で、こんなにも揺るがない地位を築いているものは
他にはない。同アンケートで聞いた「過去、成功したダイエット法は?」
の回答にも、その2つを並行して行ったものがほとんどだった。

ここで、「結局はそこなわけ?そんなのできないよ~」とあきらめてはいけない。
注目すべきは、その運動も、決してハードなものではなかったということ。
これも、前述した、続けられる、負担感がないスタンスに通じるものだ。
週に1、2度のウォーキングやジム通いだったら、多くの人が、
「それぐらいなら、なんとかできるかも」と思うレベルのエクササイズではないだろうか。


 あなたなりの、ちょっとした運動はなんだろう?


飲んだ日の帰りはひとつ手前の駅から歩いて帰る、飲んだ翌日のランチの後は、
高層階のオフィスまで階段を使って戻る…今日の帰路で少し思いめぐらせてほしい。
週に2回くらいできるものが良いだろう。


 最近では、朝食の代替品に酵素ドリンクを用いた酵素ダイエットも
よく見られる。午前中は浄化の時間なので、できるだけ固形のものを口にせず、
消化器官に負担をかけない方が良い、との考え方もある。
しかし、朝からしっかり食べるべき、などの考えもあり、
実際はどちらが良いのか、と懐疑心を持つ人もいるかもしれない。


 酵素ドリンク自体に関しては、製品によって質や効果のほども
異なるので細かくは言わないが、こういったものを使うときには、
その次に食べる食事には気を付けよう。空腹に近い状態で吸収力が高まっている分、
栄養バランスが良い、良質な食事を摂る必要があるし、代謝が落ちないように、
1食欠ける分の栄養を補うことが必要。
酵素ドリンクで体に良いことしている気分になって、
昼はハンバーガーとポテトのセットで終わらすなんていうのはもってのほかだ。


 お金を使うこともなく、場所も選ばず、時間にも縛られない方法でいえば、
やっぱり、「食べ順ダイエット」がおすすめだ。料理が目の前に並んだら、
まずは野菜料理をいただいてから他の料理を食べよう。
先に野菜を食べることで脂肪をため込む原因となる血糖値の急上昇を防いでくれるので、
本当に何の我慢をすることなく、1ヵ月後にはなんらかの変化を感じられるはず。


 ちなみに、ダイエット後に困ったことは、の回答で、
「服を買い直さなければならなくなった」というのがあった。
これからどんどん薄着になっていく季節、こんなうれしい“困った”をぜひ体験したいものだ。








同じカテゴリー(食育)の記事
玄米 効果
玄米 効果(2014-06-18 08:15)


Posted by こめなな at 11:29│Comments(2)食育
この記事へのコメント
こめななさん

これまた力のこもった記事ですなぁ。
楽して痩せようとしている人は、往々にしてこんな感じのダイエットになるんでしょうねぇ。

先進国の贅沢な悩みです。

先日、健康診断に行きましたが、体重が年々増えてきてます(^^;)
自分としてはやばい感じなんですが、標準体重にはまだまた遠い感じ。

はぁっ?って感じです。標準体重って重さだけ???
カロリーはじめ、色んなことが数値で判断されている。

バランスが必要ですね。
Posted by shinodashinoda at 2013年07月03日 22:55
◆「shinoda」サマ♪

いつもありがとうございます^^

ダイエットほど贅沢で、しかも間違った解釈の多い健康法はないのでは?と危惧してるところです。。

全てが数字で推し測れるものではありません、が、
数値化しないと信用しない目線も多いですし、
数値化することで誰もがわかるシステムという思い込みです。

お米の美味しさが点数で評価されてるのも
私自身あまり納得してない方法ですが
1つの目安ということで納得するようにしてます(笑)。
Posted by こめななこめなな at 2013年07月06日 10:46
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。