2010年08月23日

母



喫茶店で働き始めた母が最初に家で作ってくれたもの。

「メロンソーダ」(笑)



ずっと専業主婦だった母は、料理や手芸が上手でした。

まだ小学生の私には

断片的な記憶しかありませんが

ちゃんとだし骨からつくった沖縄そばやうどん、お味噌汁・・・

人形の洋服や帽子までつくってくれました。

そんなわずかな記憶。




母と離れて暮らしはじめた11歳のころ。

いつも親戚が集まってすごす誕生会も

「お母さんがいないなら行かない」とごねたのを覚えています。




「お父さんと一緒だったら、本も買ってくれるから

お父さんと行きなさい」

と話す母に、

「本なんていらないから、お母さんとみんなでいたい」

と泣いたあの日。




きっと 私は、強くなるのに必死でした。




ひさしぶりに会った15歳のころ。

母はピアスをくれました。





それから30歳になった私のもとに母の訃報がとどきました。

孫をあわせることもなく・・・

50歳でした。







そんな母も、遊びにきているのでしょうか?

母方の親戚に会うたびに

「似てるね~」といわれます。

今夜は少し想いをこめて母に語りかけてみようかな。






今の母との時間や思い出がもちろん大きくなっていますが

あの時のあの記憶は、その母とのものです。

どちらも大切で、どちらも「母」な私は

シアワセですね。




遅くのつぶやきにお付き合い、ありがとうございます♪

皆様に心地良い夜となりますように。。。


タグ :旧盆


Posted by こめなな at 00:04│Comments(9)
この記事へのコメント
きっと、お母様も遊びにきています。
昨日、知ったのですが、線香が勢いよく燃えると、ご先祖様も喜んでいるらしいですね。
Posted by ちゃぼ at 2010年08月23日 05:37
大切な想い出、想い出の中のお母様、
きっと、こめななさんを温かく見守っていると思います。
こめななさんが、お母様を想っているように。。。
Posted by トリケラトプス at 2010年08月23日 08:24
こめななさん

血やDNAだけでなく
色んな人たちのご恩を受けて
すご~く、しあわせを感じられることほど
しあわせはありませんからね

過去の人々の頂点にいる私たち
しっかりせねばですね

30代もさかのぼれば(10億人の頂点)
人類皆兄弟が実感できますからね。
Posted by ありがたやありがたや at 2010年08月23日 22:30
◆「ちゃぼ」サマ♪
そうなんですね
お線香、今度よく見てみます(^^)

いつも ありがとうございます☆




◆「トリケラトプス」サマ♪

いつも あたたかいコメント
ありがとうございます。

トリケラトプスさんの言葉で
なんだかふっと温かいものがうかんできました。
素敵な夜です♪
Posted by こめななこめなな at 2010年08月23日 22:35
◆「ありがたや」サマ♪

”過去の人々の頂点にいる私達”
すっごく良いコトバですね。

たくさんの方々の「こころ」を感じることができる
今を、とてもシアワセに感じます。

ありがたやサン、いつもありがとうございます☆
Posted by こめななこめなな at 2010年08月23日 22:42
人は一人では生きてはいけませんからね。

温故知新といいましょうか、やはり先輩方のやってきた事がしっかり基本になっていますしね。そこに気付くかどうかは、未来で大きな差になって現れてくると思いますね。

だとしたら、気付く人間になりたいですね。
Posted by トレーナー赤嶺 at 2010年08月23日 23:05
◆「トレーナー赤嶺」サマ♪

"気付くことのできる人間”
そうですね、人との縁・過去から未来への流れ、
気がつき感謝し、いかに実行していけるか。

いつも 気付きをありがとうございます(^^)
Posted by こめななこめなな at 2010年08月25日 00:48
幾つになっても母を思い父を思い。
哀しかったり、ありがたかったり、後悔したり。

我がブログの5月9日 「母の日」 詩集おかあさん サトーハチロー

よっかったら読んでみてください。
詩集の一部を転載しています。一寸いいですよ。

そしてお母さんを思ってみるのも・・・・。
Posted by okinawa-nagoyaokinawa-nagoya at 2010年08月28日 13:33
◆「okinawa-nagoya」サマ♪
読ませていただきました。「母の日」

お母さんって良いですね。
私は生まれ変わっても今の性を願います(^^)
女として大変なこともありますが
女としての喜びを知っているから。

母ではなく父との時間が長いはずなのに
思い出の中の母は、やはり大きいですね。

素敵な時間を ありがとうございます。
Posted by こめななこめなな at 2010年08月28日 22:51
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