お米マイスターの今日

たとえば　こんな揃い方や







こんな揃い方。



最近よく目にします。。
なんだか不思議で、それだけで嬉しい気がしてますが（▽//；）







こんにちは。

おひさしぶりですが、少し長い話を書いてみようと思います（笑）。


先日のほーむぷらざでの「外国産米と沖縄」での補足的なもので、
字数の関係で入りきれなかった部分です。




行きますよ～♪




「米粉」から各界が期待するのは、食糧自給率のアップです。
最近、食糧問題に関するDVDなどが、多く目に入ってくるようになりました。


今、飢餓で亡くなる方はどのくらいいるのか、を考えたことはありますか？


一日４～５００万人（年間で１．５００万人）で
その７割が子供だそうです。

そんなに食糧が不足しているのでしょうか？

世界人口約６２億、
食糧生産量でまかなえるのは、実は２００億人分・・・
食糧が十分につくられていない、のではないのです。

内、
穀物だけでも年間１９億トン、それは世界の人が生きていくのに
必要と言われる２億トンという数字をはるかに超えています。



「食べ物を大切にする」という意識を持っていこうというレベルではないと
思います。



カロリーベースで昭和４０年代に７３％だった自給率は
平成１８年には３９％になっています。

日本は約６～７割を輸入に頼っているとされています。
次の数字は何だと思いますか？


イギリス　７４％

フランス　１３０％

アメリカ　１１９％

ドイツ　　９１％



輸入量？ではなく、実は「自給率」を表す数字なんです。



対して廃棄量はというと、
年５８００万ｔの輸入量から３/1に値する１９４０万ｔを捨てているという現実は
世界一の消費大国アメリカを超え、途上国の５４万人分に匹敵する数字となるのです。
その半分以上にあたる１０００万ｔは、家庭からでると言われています。




自給率ＵＰを掲げればフードマイレージという言葉がついてきますが
『だから考える』
のではなく、何かがおかしいということを少しだけ考えてみてほしいと思います。

一箸で１％、一膳で１０％上がるといわれる簡単なことを
まず、考えてみてほしいと思います。

和食→洋食での変化や、安さと便利さ優先での食材調達は、物質的な豊かさ追求。

それが悪いとは言いません。
それを求めて日本はここまでの先進国になることができたのですから。

ただ

少し再検討の必要がある頃かな、と感じます。
よく考えないと単なる自己満足となりそうな大きな問題ではありますが
それでも考えていかなくてはいけないと思います。

そして、なぜ「米」が主食になったのか、を。

そこには米が単位面積あたり小麦の７倍の人口の食がまかなえるということや
安定した収穫量を得られたことでの人々の発展があったという
拝啓があるということを、
片隅にでも少し覚えててもらえれば、と思います。





先日、みどり町店にいたときに
友人が差し入れをもってきてくれました。





大好きなケーキを、うちの子供のぶんまで（涙）と





これは明らかに"ワタシのだ♪”と
興味を持ったムスコと奪い合い
無事ＧＥＴ


美味しくいただきました
いつも　ありがとね。