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2013年03月21日

「農家」さん。

「農家」さん。


私たちが普段口にしているものには
必ず、農産物や畜産であれば育てた方・海産物等であれば
獲った方が存在するわけです。
(広く言えば、缶詰や加工品・服や建造物もそうですが)


最近では、ネットでも店頭でも
その農家さんの紹介やその生産物を使ったオススメレシピなども
一緒に置かれていて、いろんな情報を得ることができますね。

一昔前までは、そういうことをなさっている方が少なく
農家さんの生産方法や顔写真、コメントなどがあれば
「農家の顔まで見えるし、栽培方法が分かる。
 安心・安全なものなんだ」
という風に言われていました。
珍しいし、目につくし、内容開示までできる信頼性ということで
それがいわゆる“付加価値”でした。


それから数年。


安心・安全は当たり前基準である、ということから
スタートしないといけないと考えます。
それをあえてうたうの?ということに、ちと
違和感があるんです。。

で、それまで行えていた“付加価値”や“差別化”というものは
ほとんどの方が行えている。
ということは
概念をかえて新しいものに移らなければいけない時期ですよね。
そう、全てがフラットになった状態なんです。


では、どう付加価値を見出し、差別化とするか。


今でも農家さんが
珍しいものを作ればいい、とか
県産だから、とか
農薬をつかわなければいい、と考えている方も少なくありません。
でも、消費者が今は対全国で情報を集め、購入できる時代なので
県産だから・・ということに甘えてはいけませんよね。


そこにどんな情熱を持ち、想いを持ち、
心を打つことができるか。
それが納得に繋がることだと信じています。
そこがなければ、踏ん張ることも発展させる気力も
持ちませんから(▽//;)
・・・と言ってはいるものの
私自身へ言い聞かせていることでもあります^^



「子供を見れば その親が見える」みたいなことを
聞いたことはありませんか?

農産物・・いえ、料理も同じだと想います。
「作り手が分かるような 味」になりますよ。

お米であれば、生産者や精米者がが見えてくるものもあります。

そういうものを作っていきたいですね。



共感できる記事を見つけたので
お時間のある方は、ぜひご一読くださいピース


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【農作物は 農家さん自身がブランド】

  産地や品種に惑わされるな♪

一般的にメディア等で
「○○産のお米です」「このキュウリは○○産です」などと紹介したり
「○○という品種で・・・」っという説明を受けたりしますよね。

また店でお客様とお話していると よく話題に出て来るんですが
静岡県の地元ブランドに と或るブランドのトマトが有るんです。

そのトマトについて・・・
「〇〇トマトは美味しいよね~」っとか
逆に「〇〇トマトはマズイよね」 なんて
同じトマトなのに 両極端な お話しを よく聞きます。

これは・・・
そのトマトは 美味しいのか??? まずいのか??
人によって味覚が違うからか?っと思ってしまいますが・・・ 
もちろん味覚の差も有りますが 事実 味にかなり差が あることも多いです。

なぜ こんなことになるのか?
実は品種や産地の違いだけでなく 
生産者さんの育て方等による味の違いも大きいのです。

決して マズイものを作ろうとしていなくても 
その土地の天候や気候の関係で そうなってしまう事も有りますし 
あまり関心を持たない農家さんでは「こんなものだろう」っという事も
有り得ます。(そうあって欲しくないですが…)

結局 それを作る農家さんの腕や 気候や条件で同じ品種でも 
まったく違うものになってしまうのです。


ブランド化は良いことだと思いますが 
出来ればそれらを「上手に作る農家さん単位」で進めていった方が 
良いような気もします。(色々裏事情は有ると思いますが・・・)

そうすれば美味しいものを作り高く売れる農家さんが潤います。
「より良いものを作ろう!!」っと頑張ってくれるでしょう。
しかし現状では形が悪いというだけで安かったり同じ品種なら
似たような値段になってしまったり需要と供給の市場バランスで
値段が安くなってしまったりする事が多いです。

せっかく苦労して作っても適正な価格で売れなければ 
農家さんも生産する事が辛くなってしまうでしょう。

私達消費者側も単純に品種名や産地等のブランドで購買するのではなく 
出来るだけ良い生産農家さんを覚えておいて常にその農家さんから買う等々 
農家さんを買い支える事も大事です。

ネットでもスーパーでも最近は農家さんの顔出しアピール写真が
出ている所も多いですから それらを目安にするのも良いでしょう。

あと農家さんが作業している所へ通りかかったら 
是非農家さんと直接お話して下さい。その農家さんの
ポリシーを聞くだけでも勉強になります。
(お邪魔にならない様 気遣うことは勿論ですが・・・)


特に美味しい物を作れる農家さんは本当に大事です。
もはやアーティストと言っても良いでしょう。

産地や品種が ブランドではありません。
生産農家さん自身がブランドなのです。

良い物を手に入れるには
良い物を作る農家さんを探しましょう。




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情報をもとに購入したり、食したりするのはもちろんですが
自分が納得していけるものを探しましょう♪



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Posted by こめなな at 11:56│Comments(0)食育おこめ
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