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2013年05月01日

弁当の思い出。

弁当の思い出。
(すみません・・使い回しです ▽//;)




“お弁当は「あなたのためだけに作った」という特別な意味があります”

ある冊子で見つけたこのフレーズが離れません。




こんにちは。
G.Wの中休み的に、しっとりした空模様となってますね。
昨夜遅くに一気に降り出したときには、ちょっと驚きましたが。



ここ最近、講座の打ち合わせで小学校や保育園にお伺いして
お話することが多いのですが、
その中で感じることを少しお話したいと思います。


共通して思うのが
・ごはんの大切さ
・食の大切さ
この2つを大きく伝えていきたいという想いです。


私ももちろんそう思っていますし、
食育を推進していくというものも学校側として組み込まれている中ですが
家庭生活にそこまで大切にされているものでもないという
はがゆさがあります。

生活していく中では、もちろん優先順位があります。

栄養バランスばかりを考えてもいられないし、
毎回家族みんなで食卓を囲むなんてのも難しい。
お米が良いってわかってはいるけれど、
パンの甘い香りやパスタのおしゃれ感は捨てがたい。
カロリーの高いものは“おいしい”と感じるようにできているのも
けっこう大きな敵かもしれません(笑)。

パンやパスタの小麦粉文化を数十年かけて浸透させてきたのであれば
お米文化に戻すのは、そう容易ではないと思います。
しかもそこには、日本人があこがれてきた洋風文化が
色濃くあるからです。
もちろん、私も嫌いではないし・・むしろ好きです。
でも、先人達から受け継がれ「良い」と言われてきたものには
それなりの理由がありますし、
この国の文化や風土、体の造りに合っているとされている理由があるんです^^


とにかく、そういう根っこの部分を
私は少しでも伝えていきたいだけですし、
何かしらの気づきになってほしい。

食育が推進されてまだ10年もなりません。

知育(勉強)・体育・徳育と同じように
食も実は大切だったんだということになりました。
もともとの日本型食生活が理想だと言われても
そういうものが食べたいんではない。
手間暇かけるのが良いと言われても、そんな時間も
気持ち的な余裕もない時代・・
そこにどうアプローチしていくか?
その方法もわからないまま進みだしたのだから、
思うよりも時間がかかるのかもしれません。

それでも、諦めずに伝えていく・知ってもらう努力をする、ということは
続けていこうと決めてます(笑)。
おしゃれな雰囲気に弱いのであれば、お米も個性をアピールすればいい。
食べることがめんどくさいのであれば、
もっとシンプルに考える方法を教えていけば良い。




弁当の日、というのがあって
各保育園や幼稚園、学校などの単位で行われていることと思います。

ふと。

子供が小さいときの弁当の日というのを
思い返していました。
今よりも余裕のなかったあの頃は
現時点である材料で何を作るか・・が最大の課題でした。

芋ほり遠足に行ったときの紅芋しか残ってなかったときは
さすがに泣きそうになったこととか。

デザートのパインに「可愛いかな」とアラザンを乗せておいたら
食べる頃には溶けてしまってかぴかぴのアルミホイルが
くっついてたみたいになってたこととか。


小学校に入ると、その弁当の日は
「子供が自分で作る」というものに変化してきました。

それでも、全てを任せるのが心配だったことと
朝の、時間が無いときに台所に立たせることへの苛立ちに
何度自己嫌悪に陥ったこととか(笑)。



さらにさかのぼっていってしまい、
自分が子供の頃へ・・・



小5の頃には台所に立たなくてはいけなくなってたのですが
いかんせん、できるメニューに限界がある。。
そのせいか、お楽しみ会というイベントの日は弁当だったはずなのに
遠足の日はお弁当だったはずなのに、記憶に残ってないんです(▽//;)

私はいったい何を持っていってたんでしょうね~・・・

唯一覚えているのは、高校受験の時の
ミートボールばっかりのお弁当。
「とりあえず好きなもの・・」という感じだったのですが
みんなが弁当を広げる中、なんとなくこっそり食べた気持ちを
覚えてます。


そんなお弁当に関する記憶って、
そのときの気持ちを大きく覚えてるんですね、思い返すと。





実際、今は高校生のムスメにできるだけ弁当を持たせようとしてる日々。

聞くと、「ゆうなの弁当、いつも野菜率高い」とか言われるようです。
そういえば、ありがたいことに子供達には嫌いな食材等が
ほとんどないんです。
今、ほっとくとほぼ野菜なしの食生活が高校生くらいでは普通だそうです。。
これから先に、大きな影響がでないことを祈るばかりです。



子供との食の基本は
何気ない毎日を、子供と丁寧に過ごすこと

私がなかなか思うようにいかない中でも
心がけだけはしてきた1つでもあります。



ごくごく普通・・や、もしかするとそれ以下だったかもしれない
「お母さん」としての立場からスタートして見てきたものや
感じてきたもの。

そして、大切だとつかんだものを
同じ目線でこれからも綴っていこうと思います。



みなさんが食の中で
・大切にしていること
・思い出に残るお弁当
どんなことがありましたか?

そして
・何を伝えたいですか?
・どんな味を覚えててほしいですか?



ちょっとだけ、思い返してみませんか?





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Posted by こめなな at 12:46│Comments(0)食育
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