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2013年07月24日

創り出す、ということ。

創り出す、ということ。
(最近、不思議に“光”がテーマなような写真を撮るムスメ撮影)



今も放送しているかは定かではありませんが(▽//;)、
以前“ヒットの父”とかいう某番組のコーナーがありました。


何かを作り出すとき、またはそれを継続させていかなくてはいけないとき、
何が大切だと思いますか?


おはようございます。


突然、妙なフリでのスタートです(笑)。

毎朝の日課でラジオを聴くのですが、
それで感じたことと今朝の朝礼でのあるスピーチが
なんだかリンクしていることもあり、
ちょっと私個人的な見解ではありますが
呟いてみようと思います。。

今回はほぼお米や食育、子育てにも関係のない話になるので
ご了承くださいませ。



ヒット商品と言っても、何も突飛な商品だったり
意外性の塊でもありません。

さきほどお話した某TV番組のコーナーでは
昔からあるお菓子のアレンジだったりがけっこう多かったのを
覚えています。

観るきっかけになったときの商品は「柿の種」。
トップメーカーさんがおかきとピーナッツの比率を
アンケートをもとに数種だしたなどというのも
ありましたね。

それではなく、小さな町のお菓子メーカー。
昔馴染みの味から今風の好まれそうな様々な味わいを楽しめるものや
期間限定の季節もの、そしてその包装のデザインを変更してみたり・・

結果、“ちょっとした手土産”として人気が上昇し
今では数店増加していくまでになりました。



以前、ある商品を考えていく機会がありました。
もちろんお米なのですが(笑)、
沖縄では贈り物にお米という文化がまだ残っています。

そこでの決定権はほぼ女性です。

「私ならどういうものを贈りたいか」
というものをもとに、とことんそのパッケージを考える日々が続きました。
多くは紙主体の包装の中で
形を変えてみたい、質感を変えてみたい、
プリントしたらどうか、保管できるようにカードにしたらどうか、
汚れないように同系色のビニールでさらに包装したらどうか、
りぼんやひとこと添えたカードがあればどうなのか・・
仲間のアイデアと練りこんで、その第一号ができた時!

あまりの嬉しさに抱いて歩いた記憶があります。

今の時点ではそれ以上のものを作り上げられないと思えるほど
その商品には特別な想いを持ちました。


私の手元を離れてはいますが
今でも可愛くて仕方ないのも事実です♪




初代は想いを持って「モノ」を創り出し、それを広めていきます。
その次の代や社員であれば、その想いをしっかり受け止めているか
どうかで先行きが決まるように感じます。

今までお逢いしてきた方々の中で
経営者もいれば社員やパート、たくさんの仕事の形を見て
お話を聴くことができました。

初代と呼ばれる方は、“熱い”方がほとんどですが、
そこから繋いでいく部分へ行くと枝分かれしていきます。
熱いだけでは今度は経営として成り立たない部分、そこを
うまくカバーしている場合と、そうでない場合。。


・・・うまくは言えませんが


お米の生産農家さんでもいろんなタイプの方がいました。



想いをもって踏ん張っている方、
利益追求で売れそうだからという着眼点で進めて行く方。

もちろん、どちらも大切だとは思います。


ただ、私が見て来た中で永年に渡って支持されているのは
あきらかに「想いをもって踏ん張っている方」なんです。

心打たれて繋がっていく部分は
形が変わったとしてもその影響力は計り知れません。
ただの主婦の心を打って
ここまで突き動かしたその農家さんは
今でも私の心の奥にいます。


良さを信じ、ひたすらそれについて学ぶ姿勢に
今度はそれをどう繋いでいくかをともに考えていこうとする
仲間が生まれるものではないでしょうか。





何かを生み出すとき。



それはより納得のいくものを追求していくことに
他なりません。


そして
今の流れを知ること。

「アイデアとは既知と既知の組み合わせ」

その既知が豊富にあればあるほど、
アイデアは広がります。
何も自分だけでなく、まわりの人の“既知”と組み合わせることも
ひとつの手ですよね。



想いだけでなく、それを形にするための既知が
よりよいアイデアとなることだと私個人的には考えますピース




今、私は繋いで行くほうの役目があります。

会社であれ、農家さんの想いであれ

その方々の方向性をしっかり見つめ、
私なりの想いも乗せていければと思います。




しばらく、世間では価格勝負を続けてきました。
その結果、客足と売り上げは増加したけど
利益はマイナスになったという大手もあります。

「価格には意味がある。その内容を私達は知っていかなくてはいけない」
ある方が話していた言葉は今でも私の耳に残っています。






Posted by こめなな at 09:54│Comments(0)
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