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2012年09月23日

おなかすいた♪

おなかすいた♪



「おなかすいた♪」

そんなおなかにぴったりな おにぎり。



[おなかすいた♪」

そんな言葉を子供から聞けたら 嬉しくなりませんか?





こんにちは。

今朝、日曜参観のムスコのもとへ
ちょこっと顔を出してきました^^

「来たばぁ~・・・」と睨むムスメとは違い
「来たんだ」と、アイコンタクトのみでアクションをおこさないムスコ。



どっちにしても淋しい反応ではあるのですが(笑)。




さてさて。

また台風が発生している様子ですね。
今回のは沖縄は逸れるのでは?という見方が強いようですが
皆さん、お気をつけくださいませピース

先日の台風のあと
本島内のとある農家さんから1本の電話が入りました。

「大丈夫だったね~? 台風は影響なかったね?」

という、ただそれだけの電話でした。
農家さんの心配こそすれ
私を気にかけてくださるということに
実は少し戸惑いました(▽//:)
でも
すごくすごく、嬉しかったです♪





ここ沖縄でも稲作をしている農家さんの後継者不足の問題は
けっこう深刻でもあります。

その中でも
農学を学んだ方、被災地から来沖してきた方々が
稲作を始める例がいくつかある様子。


ある情報誌で、そんな農家を始めたばかりな方の「声」が
載ってました。


土地を耕さず肥料や農薬を使わず、
草や虫を敵としない“自然農”を実践している方で、

土を耕すことが本当に必要なのか、という疑問を持ち

「雑草の根っこを掘り起こしていると、だんだん土が
 死んでいくような気がした」
ポロポロして豊かになりかけてた土が
彫ることで、また固い土に戻り
生き物が住みずらい環境になっている気がしたという方でした。

経験から

土は耕さず
草は抜かず
肥料は入れてもせいぜい米ぬか、
基本的には道端に生えてる草を刈って入れる
田んぼでも
草を刈ってたところの稲の生育が良くない。

草をその場から持ち出すことで
作物の生長にこんなにも影響がでる

自然のバランスは驚くほど微妙で
それをきちんと見て把握することがやりたい農業だと話す。





自然のもの、とは本来そういうもので
それを「栽培」し「販売」するということで
すごくややこしいシステムになるのは、どこも同じかしら。

例えば

OOから苗を買わなきゃ

OOで指導を受けて
OOで認証をもらわなきゃ

OOに納めるわけだから
OOが強いし
OOの価格で取引しなきゃ


そんなしがらみが強い農業でいいのだろうか。

誰のために作り
誰のために販売したかったのか。

そして

認証というような形で、第3機関からの印鑑をもらわないと
そのお米は名前を言うことすらできない。
年産も名乗れない。

誰が作ったものなのか
どんな方法で作ったものなのかまで理解していても
「売りにくい“商品”」として扱われるのですから。




お・・
少し愚痴っぽくなってまいりました、この位にしておきます(汗)。

生産と消費のあるべき姿。



余談ですが

私は、お米を「商品」という扱いや表現が
実に苦手である(笑)。



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Posted by こめなな at 12:43│Comments(2)おこめ
この記事へのコメント
農業も効率を優先するから
肥料に農薬・・・

収量を上げないと
いけないという現実が・・・・

私のように作れた分だけでよければ
そうはならないのですが・・・
Posted by ありがたやありがたや at 2012年09月23日 18:46
◆「ありがたや」サマ♪

そう・・
収量を上げたい、綺麗なものを作りたい、
それらは「人」の勝手で
自然はそんなの望んじゃいない、とかんじました。
Posted by こめななこめなな at 2012年09月24日 00:28
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