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2012年11月10日

この時期食べたいお米ランキング

この時期食べたいお米ランキング


先日、facebookでの友人の投稿で
「サーターアンダギー作った」というものに
食べたい~♪とおねだりしたら・・

家まで持ってきてくれたんですハート
(しかもドーナツつき)
申し訳ない、、と感じつつ
嬉しさでいっぱいハート
ちょっと疲れたココロとカラダに染みわたりました。





こんにちは♪
4日ぶりの更新、ご無沙汰してました(汗)

昨日、FM21「上間光の気になる金曜日」へゲスト出演させていただいたのですが
前回出演は、ソルトコーディネーターの青山さんの友情出演で
6月22日だったということで、
「こんなに経ってるんですね~」
と話してました^^


今回は、
「この時期食べたいお米」なるお話をもとに
問い合わせの多い質問を2つばかりお話してまいりましたピース


多い質問。
こめななブログに遊びにきてくださる方は
これまた何度か読んだこともあるものです。

・『新米なのに、なぜ虫がつくの?』

・『お米の味わい方がわかりません』

ある意味耳たこになるかと思います(▽//;)

なので、ここでは多くを書きませんが
もし、ラジオをお聴きになって足を運んでくださった方がいらっしゃいましたら
つい最近のWOORIS取材の内容で
虫についてお話しています。
ぜひ、ご覧になってみてくださいキョロキョロ

次の“お米の味わい方がわかりません”については
実は言葉でお伝えすることが最も難しいことではないかと
考えています。

お米の食味評価のポイントは
・甘み
・粘り
・やわらかさ
・香り
・つや
の、おおまかに5つになります。

それぞれの特徴をもったお米を前に
食べ比べてでないと、きっとわかりにくいものだらけです(汗)。
それを話そうと思ったのは、ある意味無謀な挑戦汗

際立って分かりやすいものではないお米なだけに、
意外と
「これ、甘いのかな」
「これが粘りかな」
などと意識している方はもしかすると少ないかもしれませんし、
今現在、大手さんで並んでいるお米は
良く言えば、綺麗。
そう、炊き上がりの白さへの評価や保温への体性を意識していることもあり
若干、旨みというか、その米らしさの個性が失われがちで
どれを食べても同じような味わいのこともあります。
そんな中で、
「お米の食味を意識しよう」
と言っても、難しいことも感じています。
悲しいことです・・


ま。
悲しんでばかりもいられないので、こうしてちまちまと
くり返しお話していくわけですが、

店頭精米の米屋さんだと、
大型機械のような精米はできないので
けっこう、その米らしさの残ったお米が味わえます。
一度、お試しを♪

か!!
私をお呼びください(笑)


そういえば、ラジオの中でも
「米屋さんって、どうしても敷居が高いというか
なんか買わされそうで気軽には入りにくいし
価格も高そうなイメージなんですよね」
というお話がありました。

これ、最もな意見なんです。
というのも、米屋業界に入る前の私は
もちろんごく一般的な主婦~。
安いお米を当たり前のようにスーパーで購入してた口です。
同じように
「米屋で米を買う」という意識はなく
同じように
「米屋は高い」というイメージをもっていました。


ここまできてはっきりしていることがあります。


スーパーさんは、うまくお手頃なブレンド米を陳列することで
全体をまとめています。
実際、ブレンドでない単一原料のお米を比べると
けして米屋さんが高いわけではなく
同じくらいか、逆に少し安かったりもします。
スーパー=安い、とか
ついで買いできるという利便性、
種類の豊富さと、(淋しいのですが)関わらないでも良い
わずらわしさがないというメリットもあります。


対して、米屋さん。
もちろん、専門性を活かして
特別栽培米などの栽培にこだわった種類が豊富だったり
ブレンドでない単一原料米が多く並んでいることで
全体が高く見えてしまうということがあります。

でも
その米の特徴や、おすすめを聞いたり
以外なお話が聞けたりという点では
コミュニケーションが好きな方や
いろんなお米を楽しみたいという好奇心の強い方には
オススメです。



気分でお米を買う場所を変えてみてはいかがでしょ♪



そんな私の属する米屋さんは
どうしても水屋さんのイメージが強いので
「エ?! なんでお米マイスターが水屋さんにいるの?」
とか、名刺交換すると
「お米も扱ってるんですか?」
と、未だに聞かれております。。。

人のイメージ、なかなか手ごわいものですね(笑)。


そんな水屋さんの中の米屋さんがお届けする、
『この時期食べたいお米』 Best 5をお話してきました。


もちろん!


私の勝手な独断と偏見のもとなのであなたの好みに合わないこともあるのは
ご了承くださいませ^^



第5位 鹿児島県あきほなみ最近では、いくつか扱っている業者さんもでてきました。
鹿児島県が10年の歳月をかけて開発した鹿児島オリジナルブランド。
炊き上がりの白さ・輝きは絶品で
大きめな粒が食べ応えのある満足感をお約束します。



第4位 富山県産こしひかりこちらは、大場さんという農家直送のお米なのですが
土づくりに目を当てて、どちらかというと
しゃっきりした歯ごたえのある富山こしひかりを
甘みを引き出し、ふっくら感を与えています。
(うちの社長のお気に入りです^^^)



第3位 鹿児島県産伊佐ひのひかり昔から九州では“伊佐米”として名高い米どころで
A地区という評価を得た産地でもあります。
ひのひかりのもともとのバランスの良さをもちながら
やさしい味わいがあります。



第2位 鹿児島県産金峰こしひかり霊峰金峰山のふもとで、地元で消費されてしまうことの多いお米。
しっかりした味わいがありながら
くどくないので最後まで美味しくいただける一品です。



第1位 佐賀県産夢しずく佐賀県のオリジナルブランド。
米作りへの夢を、朝露のキラキラしたしずくにのせて・・という
イメージでの名づけ(だったと思う:^^)。
キヌヒカリを親にもち、あっさりしながら上品な甘さと
口当たりのなめらかさは、ため息がでます。



夢しずくでちょっと残念だったのは、
今回知り合った農家さんの特別栽培米ではないということです(涙)。
来年はもっとがんばろ、とココロに誓っているとこ言わザル

特別栽培などの、栽培方法にこだわったお米になると
もちろん価格が高めになってしまいます。
でも、妥協して仕入れての販売はしたくありません。
これは、きっと米作りをしらないと理解しづらい内容なのかもしれませんが
価格だけでの比較ほど、むなしいものはありません。

米だけではなく、全てにおいて
何かを作り出し、それを続けていくということは労力が必要です。
手をかけて作り上げていこうと思えば
それなりのコストもかかるわけです。
化学肥料ではなく、自然の資材。
除草剤ではなく、人の手で。

それって「良いものを作っていきたい、“これからも”」という姿勢の現われで
価格とうのは、それに対しての代価と
次へつなぐためのもので
私としては、その価値は失いたくないと思うところです。

そんなこともあって、お米の味とかだけでなく
お米の生産農家のお話や、
それを届ける販売者(ここでは私ですね)ってどんなやつ?
というのも知ってほしいという願いをこめて
こうしてブログではありますが、つらつら書かせていただいているわけで♪

お・・
すみません、またまた脱線を。




さて


お気づきでしょうか?
その県のみのオリジナル品種があることを。
鹿児島県あきほなみと、佐賀県夢しずく、
このように県独自のブランドを作り上げていくことが
増えてきてますね。
沖縄では“ちゅらひかり”になります。


そして、お伝えしておきたいことがもう1つ・・・


鹿児島県産伊佐ひのひかりと
鹿児島県産金峰こしひかり、
富山県産大場さんのこしひかり、
扱いがあるのは、ウチだけ♪
そんなレアなお米も、楽しんでほしいとおもいます。


最近、頭角を現しつつある九州産。

「米は上(東北)だろ」という常識は
どんどん覆ってきています。
温暖化により、暑さに強い稲だとか
収量が多く、食味の良いものだとか
やわらかさだけではない嗜好の変化を求める声だとか、
それをもとにどんどん品種改良がなされていて、


今、「米はこしひかり」
というKing of Blandの位置づけが変わってます。

「九州産だから」という偏見や
「こしひかりだから美味しい」という選び方は

これからはもう、古いかもしれませんよ^^

もちろん、こしひかりでも美味しいコはたくさんいます。
以前、京都の丹波こしひかりは正直に旨いと思ったし、
今回のランキングにあげた金峰こしひかりもなかなかのものです。


ただ

それにとらわれない選び方で
いろんな味を楽しんで欲しいと思います。
「今からコレ、人気になるのかなぁ」なんて想いを馳せるのも
おつなもの。

まだ、全部出揃ってはいないのですが
12月には、遅くても入荷予定なので、お楽しみにニコニコ




・・おまけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


人が死なないミステリー「日常の謎」

お笑い系の「バカミス」

読んでていや~な気分になる「イヤミス」
嫌な気分になるミステリー

いやな気分は人それぞれだが
たとえば、負の描写がこれでもか、と続いたり
結末にあまりにも救いがなかったり

港かなえがイヤミスの女王(書店のPOPから生まれた)告白

いや~な感じから早く抜け出したくて
読み始めるととまらないのがこのジャンル。
なのに、またいや~な気分になりたくて
新作に手を出す中毒性

イラっとするアイドル「イラドル」
ネガティブなイケメン
いや~な気分もなんだか人気・・

当コーナーも目指しますか・・


という某記事でのコラム。
私的になんとなくHit した、ただそれだけです(笑)。



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Posted by こめなな at 11:47│Comments(0)おこめ
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